Q4. RothCモデルの検証や改良の内容は?
A4.
我が国の水田や畑の長期連用試験データを用いて、英国生まれのRothCモデルを検証しました。非黒ボク土(火山灰土壌以外)の畑では、モデルがそのままで精度よく使えることが分かりました。
一方、黒ボク土(火山灰土壌)では、活性アルミニウムによる安定な腐植の生成を考慮した改良を、水田土壌では、水を張る(湛水する)ことによる有機物分解メカニズムの違いなどを考慮した改良を、それぞれ行いました。詳しくは
参考文献1,2,5
をご参照ください。